課題名 |
アブラナ科野菜の根こぶ病抵抗性素材の育成(98) |
課題番号 |
1996001610 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試)
|
研究分担 |
野菜育種・育種4研
|
研究期間 |
延H03~H12 |
年度 |
1996 |
摘要 |
ハクサイやキャベツの根こぶ病抵抗性(CR)品種がり病化しつつあるが、CR品種を侵す菌に対しても抵抗性素材のカブは抵抗性を示す。そこで病原性の異なる根こぶ病菌に対する、抵抗性カブ‘Siloga’とり病性ハクサイ‘Homei’とのF1の小胞子由来doubled haploid(DH)系統の根こぶ病抵抗性を検定した。対照品種、DH系統ともに供試4菌に対する抵抗性反応に差が認められ、伊達及び結城菌に対してり病性で六戸及び安濃菌に抵抗性を示すもの、伊達、結城及び安濃菌に対してり病性で六戸菌に抵抗性を示すもの、4菌に対して抵抗性を示すものに区分された。抵抗性反応を異にする供試品種・系統は、‘Siloga’由来の異なる根こぶ病抵抗性遺伝子を保有すると考えられた。今後は素材カブの保有する未利用の抵抗性遺伝子を見出し、新たなCR系統を育成する。
|
カテゴリ |
あぶらな
育種
害虫
かぶ
キャベツ
抵抗性
抵抗性遺伝子
低コスト
はくさい
品種
|