ハクサイ類のカルシウム欠乏症抵抗性系統の育成(68)

課題名 ハクサイ類のカルシウム欠乏症抵抗性系統の育成(68)
課題番号 1996001614
研究機関名 野菜・茶業試験場(野菜茶試)
研究分担 野菜育種・育種4研
研究期間 継H07~H12
年度 1996
摘要 ハクサイのカルシウム欠乏症抵抗性系統を育成するため、草型と抵抗性を異にする品種間の交雑後代の抵抗性を、Ca欠養液栽培で検定して遺伝様式を検討するとともに、有望系統・個体を選抜した。交配親品種やF1・F2の発症程度の順位は6年度の試験結果とほぼ一致したが、安定した抵抗性を示したのはパクチョイの‘佛山黒葉’のみであった。これと組合わせたF1・F2に比較的強いものがあったが、草型はハクサイよりパクチョイに近かった。日本のハクサイとの組合せはこれよりは明らかに抵抗性が劣った。タイサイ類と結球ハクサイとのF1の草型は、ハクサイが卵円型の場合はハクサイに、南方型や直筒型の場合はタイサイに近い傾向が、またハクサイ間のF1では、卵円型×直筒型より卵円型×南方型の方が日本のハクサイに近い傾向が見られた。
カテゴリ あぶらな 育種 抵抗性 低コスト はくさい 品種 養液栽培

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