課題名 |
低投入に適合した高品質葉菜類の育種選抜指標の策定及び育種素材の開発(80) |
課題番号 |
1996001617 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試)
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研究分担 |
野菜育種・育種4研
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研究期間 |
継H04~H10 |
年度 |
1996 |
摘要 |
6年度までの試験で異なる施肥反応を示したハクサイ数品種を、圃場/ポットの少肥/多肥条件で栽培し、それらの施肥反応を比較した。ポット試験では生体重と葉長の相関が高く、生育量の指標としては葉長が適当であったが、この相関は苗齢が進むと低下したので、育苗期の検定は播種後3週間までが適当と判断された。品種の施肥反応のうち(a)少肥下での生育量と、(b)生育量の少肥/多肥の比は、‘大福’などは(a)小:(b)大、‘正成’などは(a)大:(b)中、‘大福85’は(a)小:(b)小で、(a)(b)が共に大きい品種はなかった。圃場試験の結果も球重ではほぼこれと同様で、幼苗検定が可能と判断された。少肥栽培適性の高いハクサイ系統を育成するため、‘大福’、‘正成’の品種間F1を少肥条件下で育苗し、分離世代より生育量の大きい個体を選抜した。
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カテゴリ |
育種
育苗
施肥
低コスト
はくさい
播種
品種
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