課題名 | ハクサイの晩抽性育種(82) |
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課題番号 | 1996001618 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
野菜育種・育種4研 |
研究期間 | 継S60~H12 |
年度 | 1996 |
摘要 | 低温にほとんど感応せず、主として長日に感応する春化特性を持つ新しいタイプの晩抽性系統‘ツケナ安濃3号’を育成素材とした晩抽性ハクサイ系統の育成を試みる。ハクサイ(低温感応性)との交雑後代(F1及びF2)及びF1小胞子由来のdoubled haploid(DH)系統での抽だい性を調査した。本栽培条件でF1(A9302×ツケナ安濃3号)は両親の中間からやや‘ツケナ安濃3号’に近い抽だい日を示した。F2集団は幅広く分離したが、大部分の個体は両親の中間に位置し、両親と同程度の抽だい性を示す個体はわずかであった。F1由来DH系統間で抽だい日に早晩が認められ、抽だい日の早晩は再分化当代の早晩の順と一致していた。また、DH系統の抽だい日の変動係数は市販のF1品種‘無双’や‘はるさかり’と同程度かやや低い値を示した。 |
カテゴリ | 育種 栽培条件 低コスト はくさい 品種 |