課題名 | 野菜の生育における内生ホルモンの役割の解明(150) |
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課題番号 | 1996001648 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
生理生態・生殖生理研 |
研究期間 | 延H03~H10 |
年度 | 1996 |
摘要 | これまでにワケギの休眠性品種は鱗茎の形成に伴って休眠に導入した後休眠から覚醒し、そのような過程に応じてアブシジン酸濃度の増加と低下を起こすことを認め、休眠に対するアブシジン酸の密接な働きを明らかにしている。7年度は異なるタイプの品種および発育ステージの鱗茎をABA溶液に浸漬したところ、非休眠品種に比べて休眠性品種では鱗茎内ABA濃度増加が著しく、低濃度処理で休眠が誘導され、その誘導程度は休眠期で高く、ABAに対する感受性が品種と発育ステージで異なることを認めた。従って、鱗茎内のアブシジン酸濃度以外に、感受性も時期と品種により変動する可能性があり、今後この点を調べて、ワケギにおける休眠機構を一層統一的に解明するため、研究期間を延長する。 |
カテゴリ | 低コスト 品種 わけぎ |