課題名 | スイカの流通適性素材の育成(104) |
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課題番号 | 1996001707 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
久留米・育種1研 |
研究期間 | 継S62~H13 |
年度 | 1996 |
摘要 | 耐裂果性小玉スイカ育成系統の固定化を進めるとともに、固定系統を用いてF1を作成し、固定系統およびF1の半促成および抑制栽培における適応性を検討した。その結果、固定系統のうちの‘CW94-7’は対照品種の‘紅こだま’よりも果皮硬度では2~3倍硬く、その他の品質形質では対照品種と同程度の特性を有しており、当初の目的に合致した系統が育成されたと考えられた。またF1では果皮硬度は軟らかい側に部分優性となり、組合せによっては対照品種と大差ない果皮硬度のF1も認められたが、おおむね対照品種よりも硬く、耐裂果性に優れているとみられ、なかでも‘試交94-7’および‘試交95-1’は果実品質も優れていた。さらに着果習性、耐病性などについての調査を継続するとともに新たなF1を作成する予定である。 |
カテゴリ | 育種 加工適性 高品質生産技術 すいか 品種 |