課題名 | 高糖度トマト品種の育成(107) |
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課題番号 | 1996001708 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
盛岡・育種1研 |
研究期間 | 延H03~H09 |
年度 | 1996 |
摘要 | 高糖度トマト品種を育成する目的で、L.pennellii を高糖度素材とする種間雑種後代に栽培種を1回あるいは2回戻し交雑した後代から高糖度素材を選抜し、これらを片親としたF1組合せ、延べ130組合せについて特性調査を実施した。作出されたF1組合せは、糖度は‘桃太郎’と同程度かやや優れるものが多かったが、収量性や果実の外観、硬さ等に問題があり、総合的に‘桃太郎’より優れる組合せは認められなかった。高糖度素材のうち最も高糖度性の優れていた‘LEP4’の外皮のひび割れ性を除くため、さらに戻し交雑を行いF2選抜を行ったが、ひび割れ性と高糖度性の連鎖が示唆され、正常果皮で高糖度素材が得られるかどうかが問題点として残った。B2F2世代において僅かながら正常果皮で高糖度のものが得られたので、この形質の固定が可能かどうかを検討するため課題を延長する。 |
カテゴリ | 育種 加工適性 高品質生産技術 トマト 品種 |