花きにおけるアグロバクテリウムによる形質転換技術の開発(61)

課題名 花きにおけるアグロバクテリウムによる形質転換技術の開発(61)
課題番号 1996001821
研究機関名 野菜・茶業試験場(野菜茶試)
研究分担 花き・育種法研
研究期間 完H03~H07
年度 1996
摘要 遺伝子組換えは従来は導入できなかった形質の導入が可能となることから、新しい育種技術として注目されている。ここでは、アグロバクテリウムを利用した形質転換技術の各種花きにおける利用について検討した。これまでに十数種の花きを対象に形質転換を試みたが、キク、トレニア及びカランコエで形質転換植物が得られた。トレニア及びカランコエでは多数の形質転換植物が得られ、導入したレポーター遺伝子の発現レベルに大きな個体差が生じることなどを明らかにした。今後は導入遺伝子を安定的に発現させる技術の開発が必要である。なお、本課題は一旦完了とし、花きにおける安定した形質転換系の開発については、バイテク研究「次世代DNA」の中で継続実施する。得られた成果については、育種学雑誌、園芸学会雑誌、花き部年報などで公表した。
カテゴリ 育種 カランコエ きく トレニア

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