課題名 | 水産動物のゲノム解析技術の開発(5) |
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課題番号 | 1996005647 |
研究機関名 |
養殖研究所(養殖研) |
研究分担 |
遺伝育種・細胞工研 |
研究期間 | 継H06~H10 |
年度 | 1996 |
摘要 | 水産有用種の育種上、個体識別、系群判別、親子鑑定は大変重要な基礎的技術である。6年度は(GT)nや(CA)nの単純リピートを用いたDNAフィンガーリント法が広く水産有用種に応用できることを確認した。そこで、7年度はマシジミ集団の遺伝的多様性をDNAフィンガープリント法及びタンデムリピートプライムPCR法(TREPーPCR法)を用いて解析した。その結果、マシジミ集団内及び集団間のDNAフィンガープリント及びTREPーPCRのバンドパターンはクローン集団と仮定出来るほどお互いに類似していた。このことは、限りなく遺伝的均一な集団を作っていることを強く示唆する。8年度は、この方法が鯨の群構造の解析にも応用できるかを検討する。 |
カテゴリ | 育種 ライム |