課題名 | 傾斜地大規模カンキツ作における省力・高品質安定生産システムの経営的評価(44) |
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課題番号 | 1996002861 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試) |
研究分担 |
地域基盤・経営管理研 |
研究期間 | 継H05~H09 |
年度 | 1996 |
摘要 | 傾斜地カンキツ園における園内作業道、小型機械化体系の評価に必要な諸係数を作業日誌及び経営調査から把握するとともに、経営の現状や問題点について検討した。園内作業道・小型機械導入の効果を防除作業でみると、消毒・防除作業は作業道のある圃場では7回行われているのに対して、作業道のない圃場では4~6回となっていた。10a当たりの作業時間は、作業道ありでは37分に対して、作業道のない圃場では103分となっており、園内作業道と小型防除機による省力効果はかなり大きいものと推定できた。また、カンキツ作経営が抱える問題点として、カンキツの価格の低迷、担い手の高齢化・後継者不足、生産基盤整備の遅れ、さらに雇用労働力の不足という生産に関わる点が強く認識されていた。 |
カテゴリ | 病害虫 機械化体系 経営管理 傾斜地 中山間地域 防除 その他のかんきつ |