土壌生態系中におけるアレロパシー物質の動態と植物の生育制御(64)

課題名 土壌生態系中におけるアレロパシー物質の動態と植物の生育制御(64)
課題番号 1996002880
研究機関名 四国農業試験場(四国農試)
研究分担 生産環境・土壌管理研
研究期間 完H05~H07
年度 1996
摘要 植物から土壌生態系に放出されるアレロパシー物質の動態を把握し、これを利用した植物の生育制御を行う。プラントボックス法により、牧草や雑穀など約300種類を探索した結果、エンバク、アマ、ヒエ、アワなどに特に強いアレロパシー活性が認められた。雑草85種のアレロパシー作用をサンドイッチ法によって検定したところ、カタバミ、ヒメスイバに強い活性が得られた。これらの阻害活性の本体はシュウ酸であり、生葉中の含有量は1~1.5%と高いことが分かった。休耕地や畦畔の雑草防除に役立つ植物を検索した結果、畦畔にはマツバギク、バーベナが、休耕地にはコメツブツメクサ、ラベンダー、ヒナゲシなどが有望であることが分かった。
カテゴリ 病害虫 あま アレロパシー物質 あわ 雑草 水田 すいば 低コスト省力化 バーベナ ひえ ラベンダー

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