大豆立枯性病害の病因解明と生態的制御技術の開発(66)

課題名 大豆立枯性病害の病因解明と生態的制御技術の開発(66)
課題番号 1996002882
研究機関名 四国農業試験場(四国農試)
研究分担 生産環境・病害研
研究期間 完H06~H07
年度 1996
摘要 ダイズ立枯の原因の一部は菌の分離状況及び接種試験の結果からFusarium solani、F.oxysporum、F. moniliformeの3菌、特に後期の立枯はF.solaniによるものと考えられた。ニンニク・タマネギ前作処理は、裸麦前作に比べてダイズの苗立率の向上と立枯の抑制に有効であった。水稲前作ではベッチ後作より休閑で、また、ネギ属作物前作ではタマネギ前作よりニンニク前作でダイズの苗立・生残株率が高いが、タマネギ前作区ではF.solaniの検出率が低かった。以上の結果から、四国地域においてダイズの様々な立枯性病害を効率よく防除するには、水稲との輪作が最適であり、畑状態での輪作では裸麦よりもネギ属作物との組合せの方が優れていると考えられた。プロジェクトが1年繰り上げ終了したので、本課題も終了とした。
カテゴリ 病害虫 水田 大豆 たまねぎ 低コスト省力化 にんにく ねぎ 防除 輪作

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