課題名 | 植物遺伝資源種子の品質管理と増殖配布(34) |
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課題番号 | 1997000366 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所(生物研) |
研究分担 |
遺資二・遺資管理科 |
研究期間 | 継H05~H15 |
年度 | 1997 |
摘要 | 配布用種子の発芽率が50%以下の材料で、同一種子が永年用貯蔵庫に保存されているものについて、貯蔵開始時の発芽率の調査や配布用・永年用の比較などを行った。一般的には永年用保存種子が配布用より高い発芽率を維持していたが、数種の作物では両者にほとんど差異がないか、逆転している場合があった。てんさい、たまねぎ、キャベツなどでは、永年用貯蔵庫に10~30年貯蔵した種子の発芽率が貯蔵開始時点より高い例が見られた。この原因として、貯蔵開始時の発芽試験での休眠打破や発芽抑制物質の除去が不十分であった可能性が推定された。現在は、これらを考慮して発芽試験を行っている。 |
カテゴリ | 遺伝資源 キャベツ たまねぎ てんさい |