課題名 | マルチプル型リボザイムを応用したCMV抵抗性トマトの作出(240) |
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課題番号 | 1997000572 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所(生物研) |
研究分担 |
生物工学・生殖制御研(九農試) |
研究期間 | 完H06~H08 |
年度 | 1997 |
摘要 | RNA酵素であるリボザイムは標的のRNAを特定の部位で切断するため、植物ウイルスのRNAを攻撃するリボザイムを植物体内で発現させることにより、ウイルスに抵抗性を発揮する組換え体植物を作出することが可能となる。CMVを攻撃するリボザイム遺伝子を設計し、マルチプル型リボザイムを作成し、アグロバクテリウムを介してトマトに導入した。しかしながら、リボザイム遺伝子を導入した組織片が褐変するという予想外の現象が観察された。この現象はタバコを用いてリボザイム遺伝子を導入した際にも再現性よく観察された。マルチプル型リボザイム遺伝子を構築したベクターの塩基配列自体に問題があったのではないかと推測された。 |
カテゴリ | 植物ウイルス たばこ 抵抗性 トマト |