課題名 | タマネギ雄性不稔細胞質型特異的DNA増幅による細胞質型迅速識別法 |
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課題番号 | 1997002130 |
研究機関名 |
北海道農業試験場(北海道農試) |
研究分担 |
作物開発・野菜花き研(上席) |
研究期間 | 新H08~H10 |
年度 | 1997 |
摘要 | タマネギのミトコンドリア遺伝子cobはN型、S型とともに700bpのEcoRI-HindIII断片中に位置しており、その下流のHindI-XhoI断片とともに保存性が高いが、その上流域では構造が大きく異なった。そこでこれらの領域の塩基配列を決定したところ、cob遺伝子そのものの塩基配列には細胞質型による違いが認められなかったが、翻訳開始点より56bp上流の領域は相同性を失っていた。しかもS型ミトコンドリアのこの領域は葉緑体ゲノムの一部と極めて高い相同性があった。これらの領域を選択的に増幅できるプライマーを合成し、PCRによる増幅DNAの電気泳動を行ったところ、それぞれの細胞質型に特異的なサイズのDNAが検出された。 |
カテゴリ | 育種 遺伝資源 寒地 水田 たまねぎ 品種 |