課題名 | そば有限花序性系統の育成(128) |
---|---|
課題番号 | 1997002153 |
研究機関名 |
北海道農業試験場(北海道農試) |
研究分担 |
畑作センタ・遺伝資源研 |
研究期間 | 継H08~H12 |
年度 | 1997 |
摘要 | 7年度に見出した「キタワセソバ」および「キタユキ」の有限花序性変異体の後代について、花序性を調べたところ、次代では、すべての個体で無限花序性となった。さらに、それぞれの後代集団において兄妹交配を行ったところ、有限花序性個体と無限花序性個体が1:3の割合で出現し、有限花序性が単一の劣性遺伝子に支配されていることが推定された。また、既存のロシアの有限花序性品種「Sumchanka」との交配から、同品種のもつ遺伝子と、日本の変異体に由来する遺伝子とは、同一の遺伝子座に座乗していることが明らかになった。さらに、緩やかな隔離条件のもと、有限花序性個体同士の交雑を行い、増殖を行った。また、「Sumchanka」と日本の無限花序性品種との交配を行った。 |
カテゴリ | 加工適性 寒地 水田 そば 品種 |