課題名 | リンゴの開花・結実生理機構の解明と結実制御技術の開発 |
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課題番号 | 1997001363 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
リンゴ・栽培生理研(上席) |
研究期間 | 新H08~H11 |
年度 | 1997 |
摘要 | 石灰硫黄合剤がリンゴの摘花剤として農薬登録され、9年から利用可能になった。しかし、石灰硫黄合剤の効果は花柱の障害による受精阻害によるため、受粉後の時間経過と共に効果が発揮され難くなり、散布時期の的確な把握が必要とされる。このため、石灰硫黄合剤以外で、開花前後処理によって摘花効果を発揮する可能性がある物質とし、合成オーキシン(MCBP)の作用を検討する。ふじの成木の1)中心花開花直前、2)中心花開花時、3)中心花、側花開花時に15、30ppmの薬液を散布した。摘花効果は中心花の開花直前に15、30ppm液散布、あるいは中心花の開花時に30ppm液を散布した区で高い摘花効果を発揮した。花梗部の屈曲症状は比較的早期に回復した。 |
カテゴリ | 病害虫 受粉 農薬 りんご |