課題名 | 果実における成熟関連エチレン生合成遺伝子の転写メカニズムの解明(251) |
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課題番号 | 1997001378 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
カンキツ・品質化学研 |
研究期間 | 継H07~H10 |
年度 | 1997 |
摘要 | ホルクロルフェニュロン剤によるキウイフルーツ単為結実果では7年度と同様にエチレン処理後のエチレン生成が抑制された。ACC酸化酵素遺伝子の発現は、受粉果と同様に単為結実果でもエチレン処理により容易に誘導された。これに対し、単為結実果におけるACC合成酵素遺伝子KWACC1の発現は受粉果よりも遅れ、この遺伝子の発現は単為結実果で誘導されにくいことが明らかとなった。KWACC2は、エチレン処理後のサンプルでは検出できなかった。以上の結果から単為結実果におけるエチレン生成の抑制は、KWACC1の転写の起こりにくさに由来するものと考えられた。 |
カテゴリ | キウイフルーツ 受粉 鮮度保持技術 品質保持 |