発がん抑制成分生合成遺伝子の発現制御

課題名 発がん抑制成分生合成遺伝子の発現制御
課題番号 1997001396
研究機関名 果樹試験場(果樹試)
研究分担 カンキツ・品質化学研(生研機構)
研究期間 新H08~H12
年度 1997
摘要 カンキツ類のがん予防食品としての評価を高める研究の一環として、発がん抑制成分の生合成系遺伝子を明らかにする。当面カロテノイドに注目し、生合成関連遺伝子の発現を促進する条件を解明する。8年度はフィトエン合成酵素遺伝子(PHY)に着目、クローニングとゲノミックサザンハイブリダイゼイションを行った。得られたcDNA(CITPHY)は既報のフィトエン合成酵素遺伝子と塩基配列で78.3~83.3%のhomologyを示し、推定されるアミノ酸配列も他の植物由来の遺伝子とよく一致することから、本酵素遺伝子のmRNAに由来すると判断した。ゲノムDNAサザンブロット解析では、EcoR1、Dra1の切断で強弱1本ずつのシグナルが、BamH1では1本の強いシグナルがそれぞれ認められたことから、本酵素遺伝子が低コピー数の遺伝子であることが明らかになった。
カテゴリ 機能性成分 鮮度保持技術 その他のかんきつ

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