課題名 | ナシ園における炭酸ガス、水及び熱収支の動態解明(132) |
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課題番号 | 1997001408 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
栽培・気象生態研 |
研究期間 | 継H08~H11 |
年度 | 1997 |
摘要 | ナシ園の蒸発散及び熱収支特性を解明するため、大区画圃場において8月から11月の日中に微気象観測を実施した。風向きや測器不調のため、有効な観測が実施できたのは数日にすぎなかったが、1日の蒸発散量は8月で5mm、9~10月で2.5mm、11月で1mm程度と計算された。これはPriestley and Taylor式で計算した蒸発散位の0.8~1.1倍に相当した。一方、10月から11月にかけて、上記圃場の深度別土壌水分張力を1~数日間隔で測定し、土壌水分の減少量から蒸発散量を求めた。その結果、1日の蒸発散量は1~3mmと計算され、蒸発散位の0.5~1.3倍の間を大きく変動した。9年度は調査期間を延長してデータを蓄積する必要がある。 |
カテゴリ | 生育予測 |