課題名 | カンキツ類を加害するコナカイガラムシ類の性フェロモンの解明 |
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課題番号 | 1997001469 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
カンキツ・虫害研 |
研究期間 | 新H09~H12 |
年度 | 1997 |
摘要 | コナカイガラムシ類の防除は若齢幼虫の時に行う必要があるが、齢の識別には熟練が必要であり、生産者が防除適期を把握するには困難を伴う。ミカンヒメコナカイガラムシの雄成虫は雌のフェロモンにより誘引されることが判明している。このフェロモンを利用して、雄成虫の発生消長をモニターすれば、幼虫の発生時期と防除適期を簡易に予測できる可能性がある。本研究ではコナカイガラムシ類のフェロモンを明らかにするとともに、フェロモンを利用した防除時期の予測法について検討する。9年には効率的なフェロモン捕集装置を作成し、捕集を行う。10年度は捕集したフェロモンの分離・同定を行う。11、12年度にはフェロモンを用いた雄成虫の発生消長調査を行い、ふ化時期の予測の可能について検討する。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 性フェロモン フェロモン 防除 薬剤 その他のかんきつ |