課題名 |
ブドウのフィトアレキシン合成酵素遺伝子の構造解析と抵抗性育種への利用(112) |
課題番号 |
1997001502 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試)
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研究分担 |
カキブドウ・育種研(上席)
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研究期間 |
継H07~H11 |
年度 |
1997 |
摘要 |
ブドウのフィトアレキシン合成のキーエンザイムであるスティルベンシンテース(SS)の遺伝子を抵抗性品種より単離してその構造を解析し、病害抵抗性品種の育成に役立てる。7年度SS遺伝子を4種のブドウから単離したが、8年度は、単離された遺伝子が植物上で機能することを確認するため、ベクターを構築して予備的にキウイフルーツに導入した。形質転換候補植物を現在も育成中であるが、そのうち13個体についてPCRを行った結果、6個体に目的とするバンドが見られ、形質転換体であることが確認された。また、遺伝子のプロモーター領域を単離してその構造を解析したところ、フェニルプロパノイド合成系酵素遺伝子のプロモーター領域に見られる紫外線照射やエリシターに反応するコンセンサス配列と11塩基中9塩基がマッチした配列が見られた。
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カテゴリ |
育種
キウイフルーツ
抵抗性
抵抗性品種
病害抵抗性
品種
ぶどう
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