課題名 | 熱帯の畑作における有害線虫の耕種的防除の開発(59) |
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課題番号 | 1997004154 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター(国研センタ) |
研究分担 |
生産利用(タイ農業局主研明治大学農学部) |
研究期間 | 止H07~H09 |
年度 | 1997 |
摘要 | タイでは、ネコブセンチュウ防除のために化学農薬が多用され、環境や人畜への悪影響が懸念されており、環境に優しい耕種的防除法などの開発が強く望まれている。耕種的防除を行う場合、線虫の作物への寄生性は種によって異なるため、正確な同定が不可欠である。ネコブセンチュウの種は、形態的変異が大きく、これのみでは正確に種を同定出来ない。そこで、エステラーゼなど酵素の表現型によるネコブセンチュウの同定を試みた。その結果、これまでタイでジャワネコブセンチュウと混同されていたアレナリアネコブセンチュウなど4既知種が同定されたほか、ウドンタニのクワに甚大な被害を及ぼしていたネコブセンチュウが新種であることが判明した。 |
カテゴリ | 病害虫 うど 農薬 防除 |