| 課題名 | 熱帯木材の現地保存方法の解明(111) |
|---|---|
| 課題番号 | 1997004230 |
| 研究機関名 |
国際農林水産業研究センター(国研センタ) |
| 研究分担 |
林業(マレイシア理科大主研) |
| 研究期間 | 継H07~H10 |
| 年度 | 1997 |
| 摘要 | パラゴム(Hevea brasiliensis)材にタッピング(ゴム採取)の影響で形成されたと考えられる濃色の年輪状部と周辺部の木部との組織学的性質の相違を調べた。濃色部にはシュウ酸カルシウムの結晶が周辺部と比べ多く存在し、ICPによる元素分析でも確認された。細胞壁の厚さ、密度、細胞の分布などの相違は認められず、両者は組織的にはほぼ同じであった。アカシアマンギウム(Acacia mangium)の多湿心材と無機含量(K,Mg、Na,Ca)の関連性を調べた。K,Mgは辺材最外部で多く、心材に向けて減少するパターンを示した。アカシアマンギウムの多湿心材では温帯産樹種で報告されている無機含量(とくにK)の多湿心材部での増大は認められなかった。アカシアマンギウムの多湿心材は言われているような腐朽や傷害とは必ずしも関係なく発生するものと考えられた。 |
| カテゴリ | 加工 未利用資源 |