課題名 | 中国におけるダイズウイルス病の実態解明と遺伝資源の抵抗性評価(154) |
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課題番号 | 1997004272 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター(国研センタ) |
研究分担 |
生物資源(主研) |
研究期間 | 継H08~H10 |
年度 | 1997 |
摘要 | 中国吉林省各地で採集した大豆ウイルス病様症状株をELISA検定した結果、ダイズモザイクウイルス(SMV)、キュウリモザイクウイルス、インゲンマメ南部モザイクウイルス、インゲンマメモザイクウイルス(BCMV)が検出された。BCMV感染株にはネクロシスを伴う激しい病徴が生じていたため、その発生には注意が必要である。ダイズわい化ウイルス、インゲンマメ黄斑モザイクウイルスは検出されなかった。中国東北地方におけるSMVの代表的系統として保存されている東北■、■、■の病徴は激しく、濃淡の明瞭なモザイクと葉の奇形が生じ、日本のSMV判別品種への接種では、いずれもE系統と判別された。一方、自然発病株から分離されたSMVはいずれもB系統と判別された。 |
カテゴリ | 育種 遺伝資源 いんげんまめ きゅうり 大豆 抵抗性 品種 わい化 |