課題名 | 強害帰化植物の侵入・定着・拡散機構の解明と動向予測(110) |
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課題番号 | 1997001109 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試) |
研究分担 |
生産利用・栽培生理研 |
研究期間 | 完H05~H08 |
年度 | 1997 |
摘要 | 輸入飼料への雑草種子混入状況を輸入港及び搬入農家段階で調査した結果、飼料の種類、産地を問わず多種類の雑草種子が含まれていた。これらの雑草種子を発芽させ同定したところ、イチビ、オオクサキビ、ヒユ類等の雑草種子が確認された。また、乳牛の第一胃に所定時間滞留させてから発芽試験を行った結果、イヌビユ等の種子は第一胃滞留により休眠が打破されることが明らかとなった。一方、44の観察定点を設けて飼料畑等での外来雑草の発生状況を経時的に調査し、雑草ごとにその推移をまとめた。また、30科168種の雑草についてその特徴を整理して写真集「写真で見る外来雑草」として編集・発刊するとともに、ホームページを開設してインターネット上でも公開した。さらに、パソコンベースでの検索が可能なデータベースシステムの構築を行った。 |
カテゴリ | 病害虫 管理技術 きび 軽労化 雑草 飼料作物 データベース 乳牛 |