課題名 | 農耕草地の水質における有機物の動態と影響評価(31) |
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課題番号 | 1997000626 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所(農環研) |
研究分担 |
環境資源・水質特性研 |
研究期間 | 継H07~H12 |
年度 | 1997 |
摘要 | 水田田面水の水質およびそのトリハロメタン生成能(THMFP)の経時的な変化を作期を通して調査した。水田田面水では施肥によるNH4-N濃度の高まりがみられたが、そのためTHMFP分析における塩素要求量が高くなることが認められた。THMFPは溶存有機物濃度(DOC)に比例し、代かき、水稲移植、除草、追肥などの農作業は田面水のDOCを高め、THMFPを高めた。DOCと波長260nmにおける吸光度(E260)やCODの間には高い正の相関関係がみられ、THMFPをE260やCODでモニタリングできる可能性が示された。鶏糞施用は化学肥料施用に比べDOC濃度を高め、THMFPを高めたが、単位炭素量あたりのTHMFPには大きな違いはなかった。 |
カテゴリ | 肥料 病害虫 除草 水田 施肥 鶏 モニタリング |