マメハモグリバエの寄生蜂の特性と機能評価

課題名 マメハモグリバエの寄生蜂の特性と機能評価
課題番号 1997000645
研究機関名 農業環境技術研究所(農環研)
研究分担 環境生物・天敵生物研
研究期間 新H09~H11
年度 1997
摘要 侵入害虫マメハモグリバエは、温室栽培トマトの重要害虫となっており、トマトにおける天敵を利用した防除体系を確立する上での大きな障害となっている。本課題ではマメハモグリバエに対する導入・土着寄生蜂の評価をその特性・機能の解明に基づいて行う。土着寄生蜂Hemiptarsenus varicornisについては、室内実験により寄生及び寄主体液摂取行動に及ぼす寄主密度、温度等の影響評価と導入種との競争能力の評価を行う。導入寄生蜂Diglyphus isaeaについては、マメハモグリバエとの相互作用を記述する個体群動態モデルを作成し、マメア魯皀哀螢丱・表__未鯢床舛垢襦41,""生物検定法および抽出された活性物質の性質を解析することによって、キウイフルーツかいよう病菌がファゼオロトキシンを産生していることが確認できた。また、本菌のシトルリン合成は本毒素による阻害を受けず、生育阻害も認められないことから、本菌が毒素耐性のターゲット酵素(OCTase)を有していることが明らかとなった。以上のことから、OCTaseの遺伝子であるargKは、本病に対する抵抗性をキウイフルーツへ付与するための遺伝子源として利用できることが確認できた。そこで、pBI121の 35Sプロモーターの下流にargKを連結したものを用いてキウイフルーツの形質転換を行ったところ、カナマイシン耐性を示すものを20個体得ることができた。PCRによって導入遺伝子の検出ができた16個体に対してサザン分析を行ったところ、11個体で正常なサイズの DNA断片が確認できた。また、ノーザン分析によって7個体からmRNAへの転写が確認できた。以上のことから、キウイフルーツに毒素耐性遺伝子を導入し、発現させることができた。
カテゴリ 病害虫 害虫 キウイフルーツ 生物検定法 抵抗性 トマト 防除

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