害虫の発生変動の解明と予測(151)

課題名 害虫の発生変動の解明と予測(151)
課題番号 1997000740
研究機関名 農業環境技術研究所(農環研)
研究分担 環境生物・個体群研
研究期間 完H02~H08
年度 1997
摘要 地球温暖化が農業害虫の発生に及ぼす影響をコンピューターモデルを開発して予測した。2℃温暖化する条件では、ハスモンヨトウの越冬可能地域は、現在の温暖な一部の地域から、関東地方まで大きく拡大すると予測され、各地で年発生世代数が1~2回増加すると予測された。ニカメイガは、北海道の全地域で発生可能となり、年2世代および3世代発生地域の北限が約300Km北上すると予測された。ヒラタコクヌストモドキは、各地域で発生が年1回増加するが、冬の低温の影響により分布地域の北限はそれほど北上しないと予測された。スジコナマダラメイガは、西日本の大部分で発生できなくなり、日本での分布域が大きく縮小すると予測された。ヨトウガは、各発生世代数の地域はやや北へ移動するが、日本での北から南へ2世代-3世代-2世代発生するパターンの変化は起こらないと予測された。アワノメイガでは、年平均気温が高いほど発生時期は早まるが、発生量は温暖化により減少すると予測された。水田害虫の発生量について、害虫の発生予察データを解析したところ、ツマグロヨコバイとセジロウンカは温暖化とともに発生量が増加すると予測されたが、ヒメトビウンカとニカメイガに対しては温暖化の影響は少ないと見られた。GISSモデルの予測値を用いて、東アジア地域での害虫の発生回数の変化を予測した。研究成果は雑誌、国内外の学会、新聞、機関誌等で公表した。
カテゴリ あわ 害虫 水田 ニカメイガ ヒメトビウンカ

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