課題名 | 作物の気候的生育予測法の確立(225) |
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課題番号 | 1997000808 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所(農環研) |
研究分担 |
環境資源・大気生態研 |
研究期間 | 継S58~H10 |
年度 | 1997 |
摘要 | 8年度は水稲生長・収量予測モデルについて、熱帯条件下で窒素施用量を変えた場合のモデルパラメータとモデル適合性について検討した。水稲の生育データはフィリピン稲研究所において実施されている施肥試験の結果を用いた。同研究所で測定された気温と日射量を用いて、施肥量の効果を考慮した新たな水稲生長・収量予測モデルを構築した。葉面積指数、地上部乾物重、収量についてモデルによる推定値は実測値と良く一致した。しかし、乾季作の施肥レベルの低い区で、推定値が幾分過大評価となった。窒素吸収量とモデルパラメータの間で一定の関係が見出されれば、より普遍的なモデルへ改良できる可能性がある。 |
カテゴリ | 管理技術 水稲 生育予測 施肥 評価法 |