課題名 | 口蹄疫ウイルスの迅速な検出法の開発(152) |
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課題番号 | 1997003830 |
研究機関名 |
家畜衛生試験場(家衛試) |
研究分担 |
海外病・診断研予防疫学研 |
研究期間 | 完H06~H08 |
年度 | 1997 |
摘要 | 現在入手可能なデータベースから口蹄疫ウイルス各タイプ(O,A,C及びAsia-1)の塩基配列を収集し、各タイプ共通に検出できるよう、また高感度に検出するために、口蹄疫ウイルスのVP1-2A領域のプライマーセットをデザインした(1st;600~1Kb,2nd;100~200bp)。このプライマーセットによりnestedPCRを行った結果、各タイプとも共通のフラグメントが検出された。しかし、口蹄疫不活化ワクチンを用いた場合検出感度が悪く、1stPCRではフラグメントが検出できなかった。そのため、タイ国に出張し、生ウイルスを用いて検出を行ったところ、いずれのPCRでも各タイプ共通にフラグメントが検出できた。このことにより、今回我々のデザインしたプライマーセットは口蹄疫の診断に有用であることが示唆された。 |
カテゴリ | 馬 データベース モニタリング |