課題名 | 視床下部神経系の機能偏倚による排卵障害の防止技術の開発(171) |
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課題番号 | 1997003853 |
研究機関名 |
家畜衛生試験場(家衛試) |
研究分担 |
病態・病態生理研 |
研究期間 | 継H07~H12 |
年度 | 1997 |
摘要 | 前年度に開発した牛の簡易脳定位手術法を用い、側脳室内にカテーテルを留置し、回復後、安静時の脳脊髄液を採取し、モノアミン類を定量した。また、実験牛に発情を誘起し、LHサージ直前にLPSを投与してストレスを与え、脳脊髄液内のモノアミン類の動態および卵巣の変化を観察した。脳脊髄液内から検出されたモノアミン類は、おもにセロトニン代謝産物とドパミン代謝産物であった。これらの物質は、LPS投与後に一過性の減少ののち、増加傾向を示した。また、LPS投与により、1~5日の排卵の遅延、あるいは卵胞の嚢腫化がみられた。 |
カテゴリ | 病害虫 治療技術 防除 |