課題名 | 畜舎内汚染物質の舎内捕獲技術の開発(134) |
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課題番号 | 1997000998 |
研究機関名 |
畜産試験場(畜試) |
研究分担 |
飼養環境・施設研 |
研究期間 | 継H06~H11 |
年度 | 1997 |
摘要 | 植物油(大豆油)を乳化剤で水に溶かし、油濃度0.1%の噴霧液を調製し、これを床面積104.5m2で産卵鶏230羽飼養の無窓鶏舎において、自動給餌機上に設置した4台の超音波噴霧器から給餌直後に45分間にわたり、2400■を噴霧した(600■/台)。このとき、粒径2μm以下の粉塵濃度が、散布終了後1~5時間にわたり無散布対照区と比較して、平均で40%低くなった。アンモニア濃度についても50%近い減少効果が見られた。入気システムの差を調査した模型実験では、天井入気は側壁入気より粉塵の滞留時間が長く、粉塵拡散が小さくなった。また、大きい粒径の粉塵は、入気システムに関わらず舎外へ排出されにくかった。 |
カテゴリ | 環境制御 大豆 鶏 |