課題名 | 精子の長期保存技術の開発(5) |
---|---|
課題番号 | 1997003439 |
研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研) |
研究分担 |
生体情報・代謝調節研 |
研究期間 | 完H06~H08 |
年度 | 1997 |
摘要 | 精子の長期保存の目的は保存した精子を用い人工受精、体外受精(卵殻との融合および雄殻発生)などにより個体を発生させ遺伝資源を保存しょうとするものである。そこで、本研究では体外受精による雄核発生技術を開発するため、穿孔法および除殻卵法での人工受精実験を行った。材料にはカイコ卵を用いた。穿孔法では、受精卵は得られなかった。除殻未受精卵に精子を滴下すると、しょう膜が形成されるものが現れた。この方法によって受精卵が得られることがわかった。成果の一部は学会で報告した。残された問題としては、人工受精後の胚発育が斉一でなく、除殻卵培養法の技術改良が求められた。 |
カテゴリ | 遺伝資源 カイコ 管理技術 長期保存・貯蔵 |