脱皮ホルモンの受容と形質発現における分子機構の解明(158)

課題名 脱皮ホルモンの受容と形質発現における分子機構の解明(158)
課題番号 1997003612
研究機関名 蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研)
研究分担 生産技術・蚕栄養研
研究期間 継H08~H12
年度 1997
摘要 ホルモンによる脱皮、変態の制御機構を解明するため、4齢起蚕から蛹化まで12時間毎にカイコの前部絹糸腺からRNAを抽出し、ノーザン解析により脱皮ホルモン受容体遺伝子(BmEcR)の発現を調べた。また、培養条件下で20-hydroxyecdysone(20E)による発現誘導を調べた。その結果、5齢期中はBmEcRの2つのアイソフォーム(AおよびB1)は同調して発現し、ともに齢の前半で低く、ワンダリング期にピークをむかえたが、4齢期ではBmEcR-Aは齢の前半で強く発現し、BmEcR-B1は齢の後半で強く発現していた。培養した前部絹糸腺において、20Eは5ng/ml以上の濃度で濃度依存的にBmEcRの転写を誘導したことから、5齢期後半でのEcRの発現が少量の血中エクジステロイドにより誘導されている可能性が示唆された。
カテゴリ カイコ 効率的生産技術 低コスト

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