イチゴに発生する病害の発生生態と被害機構の解明(40)

課題名 イチゴに発生する病害の発生生態と被害機構の解明(40)
課題番号 1997001565
研究機関名 野菜・茶業試験場(野菜茶試)
研究分担 久留米・病害虫研
研究期間 継H01~H10
年度 1997
摘要 イチゴ萎黄病菌と非病原性フザリウム菌の相互関係を明らかにするため、調査ハウスの萎黄病菌密度及びFusarium oxysporum中の萎黄病菌と非病原菌の比率を調査した。同ハウスではイチゴが連作されており7年6-9月栽培の発病株率は97%、12月に採取した土壌中のF.oxysporum密度は1700/g乾土であった。また8年7月に土壌から分離したF.oxysporum88菌株を罹病性品種麗紅に接種し、病原性を判定した結果、病原菌の割合は45%であった。その後8年9月に定植したイチゴの発病株率は9年1月に約90%であった。したがって本病は病原菌密度が800/g乾土程度で激発し、3連作後においても非病原菌の方が多いという結果が得られた。
カテゴリ 病害虫 萎黄病 いちご 栽培技術 病害虫防除 品種 予察技術

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる