課題名 | CMV抵抗性トマトの作出(56) |
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課題番号 | 1997001580 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
環境野菜育種・育種法研病害研 |
研究期間 | 完H06~H08 |
年度 | 1997 |
摘要 | トマトにキュウリモザイクウイルス(CMV)-P系統のレプリカーゼ遺伝子を導入することによって、CMV-P系統に高い抵抗性を示すトマトを作出するために研究した。CMV(subgroup 2)のRNA2の遺伝子断片をプラスミドに導入することによって、機能不全レプリカーゼ遺伝子を発現するpCMDRPが構築された。作出された組換えトマトの抵抗性を生物検定した結果、形質転換当代の137クローンからウイルス抵抗性を示す15クローンが選抜された。自殖後代(R1)における抵抗性検定では、7クローンのうち単一遺伝子座の分離比に近いものは得られなかったが、抵抗性がかなり高く、抵抗性のクローンが得られた。しかし、R2世代の単一遺伝子座ホモ個体を選抜するには至らなかった。 |
カテゴリ | 病害虫 きゅうり 総合防除技術 抵抗性 抵抗性検定 トマト 病害虫防除 |