課題名 | 吸汁性昆虫の寄主選択制御因子の解明(66) |
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課題番号 | 1997001594 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
環境・虫害研(熊本大学福岡大学) |
研究期間 | 継H01~H10 |
年度 | 1997 |
摘要 | ミナミキイロアザミウマに対する各種ステロイドアルカロイド及びステロイドサポニンの摂食阻害活性をみたところ、糖鎖の末端にラムノースが2個結合している種類で摂食阻害活性が高いこと、アグリコンがトマチジンの場合には、糖鎖が長いほど活性が高くなった。ハスモンヨトウの皮膚から抽出した全キチナーゼを鋳型として、RT-PCR法によってキチナーゼcDNA断片のクローニングを行った結果、期待された700bpの単一バンドが得られた。このバンドは終齢2日目にはほとんど検出されないが、3日目で明瞭となり、蛹化直前で最も強くなった。このことから、脱皮に伴いキチナーゼmRNAが変動することが示唆された。また、RACE法によりハスモンヨトウキチナーゼcDNAのほぼ全長をクローニングし、その塩基配列を明らかにした。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 管理技術 病害虫防除 ミナミキイロアザミウマ |