課題名 | コナジラミ類防除における天敵利用技術の開発(71) |
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課題番号 | 1997001597 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
環境・虫害研 |
研究期間 | 継H06~H09 |
年度 | 1997 |
摘要 | 施設栽培トマトにおいて天敵利用を進める上で、オンシツツヤコバチと併用可能な選択的薬剤を探索する必要がある。そこで、ピメトロジン水和剤の本寄生蜂に及ぼす影響を調査した結果、室内試験では羽化成虫が本剤2000倍液で作成した管壁ドライフィルムに接触し続けると生存率の低下が無処理と比較し1~2日程度早まり、また、24時間接触させた後にコナジラミ幼虫を与えても産卵が認められなかった。しかし、ビニルハウスレベルでの試験では、水和剤散布後コナジラミ密度が数分の1に減少するとともに、本寄生蜂の寄生率は17%(無散布21%)とほとんど低下せず、本剤散布により相対的に天敵に対する害虫の関係が改善されていた。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 管理技術 施設栽培 天敵利用 トマト 病害虫防除 防除 薬剤 |