課題名 | ハクサイ類のカルシウム欠乏症抵抗性系統の育成(139) |
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課題番号 | 1997001671 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
野菜育種・アブラナ研 |
研究期間 | 継H07~H12 |
年度 | 1997 |
摘要 | 1)抵抗性系統の選抜:タイサイ・ハクサイ類のF1・F2の選抜株間の交配系統をセル育苗でCa欠養液栽培し、健全株をポットに鉢上げして活着後再度Ca欠養液で栽培した。‘秦白3号’(直筒型ハクサイ)と‘秋風’(日本のF1ハクサイ)の後代間のF1に発症が遅くかつ生長量の大きい株が多く、これを中心に有望株を選抜した。2)検定法の確立:育種素材として用いた品種を主とする抵抗性強弱の数品種の、結球前の展開葉から採取したリーフディスクにEDTA液を噴霧した。Ca欠養液栽培で抵抗性の強い品種は概して斑点発生が少なかったが、弱い品種にも斑点の少ないものがあった。同様の品種について、ボット直播株に対する育苗箱移植株の葉数の比により耐移植性(発根力)を比較すると、Ca欠養液育苗での抵抗性の高い品種は耐移植性が概して高かった。 |
カテゴリ | あぶらな 育種 育苗 抵抗性 低コスト はくさい 品種 養液栽培 |