課題名 | ハクサイの晩抽性育種(143) |
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課題番号 | 1997001675 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
野菜育種・アブラナ研 |
研究期間 | 継S60~H12 |
年度 | 1997 |
摘要 | 異なる播種期での秋まき露地越冬栽培による翌春の抽だい性を確認した。‘ツケナ安濃3号’の抽だい日は9月16日、10月1日播種区ではほとんど差がなく、他の品種・系統との差が最も大きかった。11月1日播種区から次第に抽だい日は遅くなるものの、他の品種・系統との差は次第に小さくなった。また、‘ツケナ安濃3号’を用いた晩抽性ハクサイの育成系統は展開葉数がハクサイなみに改良されかつ他の晩抽性ハクサイよりも抽だい日が遅いことから、‘ツケナ安濃3号’はハクサイの晩抽性育種素材としても有望であると考えられた。‘ツケナ安濃3号’では、光の強さが強く低温処理時の苗齢の大きい方が抽だいが促進される傾向が示唆されたものの、本試験ではその効果は小さく、有意差は認められなかった。 |
カテゴリ | 育種 低コスト はくさい 播種 品種 |