課題名 | 一段採り栽培法・閉鎖型養液栽培法による果菜類の軽作業・環境保全型栽培技術の開発(204) |
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課題番号 | 1997001741 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
施設生産・栽培シス研 |
研究期間 | 継H07~H11 |
年度 | 1997 |
摘要 | トマト一段栽培では、一段花房の着果数確保と肥大性及び高品質、短い栽培日数、少ない側枝発生など、通常の多段栽培とは異なる品質特性が求められる。そこで冬期の作型について品種選定試験を行ったところ、多収かつ高品質な果実が生産されるのは、‘東光K’や‘瑞健’のように生育期間が長い品種であることがわかった。また、一段栽培に適した育苗培地や育苗方法の検討を行ったところ、育苗培地としてはウレタンよりロックウールが優れており、収量や品質からみて7.5cm角キューブによる3週間育苗が適当と判断された。高温期における着花節位の上昇を防ぐ目的で夜冷育苗や培養液濃度制御を行ったが、いずれの処理も明瞭な効果は認められなかった。 |
カテゴリ | 育苗 栽培技術 低コスト トマト 品種 養液栽培 |