課題名 | 生葉格付け自動化を目的とした画像処理による物性測定法(228) |
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課題番号 | 1997001768 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
茶利用加工・製茶シス研 |
研究期間 | 継H08~H10 |
年度 | 1997 |
摘要 | 平8年度は色情報により生葉熟度などの品質を見るため、可視領域における茶葉の分光反射特性について2番茶期に時期的変化との関係を検討した。開葉後経過時間による分光反射特性の変化は同一芽の葉位による差異をみたが、その結果、2番茶初期では550nmと640nm付近の反射率に特徴が見られた。640nm付近の特徴は開葉後間もない先端葉にだけみられた。この特徴を吸光度の2次微分で見ると熟度に応じた変化が認められた。これはクロロフィルの吸収波長帯でもあり、茶葉のクロロフィル含量の変化と関連していると考えた。2番茶後期の茶芽では、葉位による分光反射率の差異はなくなり、全域にわたって反射率は低くなった。 |
カテゴリ | 加工適性 画像処理 茶 低コスト |