課題名 | 有用細菌の特性および変異・分化の解析(16) |
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課題番号 | 1998000356 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所(生物研) |
研究分担 |
遺資二・微生保存研 |
研究期間 | 継H06~H15 |
年度 | 1998 |
摘要 | 8年度の遺伝資源海外探索によりネパールより収集された植物内生細菌62菌株について植物病原菌に対する抗菌活性ならびに発病抑制試験を検討した。ダイコン立枯病菌、トマト萎ちょう病菌等7種類の病原糸状菌に対しては7~40%の菌株が培地上で抗菌活性を示し、とくにコムギ立枯病菌に対して活性が高かった。陽性株のうち蛍光性Pseudomonas(FP)の割合は10~69%であった。ナス青枯病菌等5種の病原細菌に対しては、それぞれ6~92%の菌株が陽性で、うちFPの割合は31~100%であった。拮抗菌株を粉衣したコムギ種子を病原菌汚染土に播種した結果、健全種子と同様の生育を示し、発病抑制効果が認められた。 |
カテゴリ | 青枯れ病 遺伝資源 だいこん 立枯病 トマト なす 播種 |