課題名 | セルトレイ苗補填装置の開発(34) |
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課題番号 | 1998004384 |
研究機関名 |
生物系特定産業技術研究推進機構(生研機構) |
研究分担 |
企画・野菜チーム1 |
研究期間 | 完H07~H09 |
年度 | 1998 |
摘要 | 野菜等の育苗において、セルトレイ上の生育不良苗を検出し、健全苗を補填する装置(果菜類用、葉菜類用)を開発した。果菜類用は、全苗をトレイから取り出し、2台のCCDカメラ等で画像処理して、接ぎ木苗として適合した良苗と不良苗を判別し、良苗のみを別の空トレイに移し換える方式で、葉菜類用は、セルトレイ上で光電センサにより苗の有無を検出し、欠株位置で空気吸引により培土を除去し、健全苗を補填する方式である。両方式の性能は、欠株や不良苗率が1トレイ当たり30%程度の場合、2000株/h以上となり、総じて、欠株や不良苗の90%以上の良苗補填性能が確認でき、補植作業の労力低減、全自動接ぎ木ロボットの有効利用、野菜全自動移植機の有効利用、育苗面積の低減等の効果を有するものと判断できた。 |
カテゴリ | 育苗 画像処理 接ぎ木 低コスト ロボット |