課題名 | イチゴの収穫後における軟化現象に関与する酵素系の解明(84) |
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課題番号 | 1998002897 |
研究機関名 |
中国農業試験場(中国農試) |
研究分担 |
作物開発・品質特性研 |
研究期間 | 継H08~H10 |
年度 | 1998 |
摘要 | ペクチン質分岐領域(MHR)を分解する酵素は、イチゴ等果実の軟化に関わっていると考えられる。イチゴ果実100gより調製した粗酵素液から、MHR(ただしアルカリ処理物)を分解する活性を検出した。これは複数の酵素活性によるものと考えられるが、イチゴにおいて初めて得られた成果である。活性総量はグルコース還元末端換算で総量2.8単位であった。また、MHR分解活性が検出されている糸状菌A.awamori IFO 4033のDNAをサザンブロット法により解析した結果、既知のMHR分解酵素遺伝子と相同性のあるDNAを検出した。極めて明瞭なバンドが得られたため、相同性が高く、泡盛用麹菌であるA.awamoriのMHR分解酵素遺伝子である可能性が高い。 |
カテゴリ | いちご 加工 軽労化 高付加価値 品質保持 |