土壌細菌群集構造の変動に及ぼす肥料・有機物の影響の解明

• 課題番号: 1998002911
• 研究機関名: 中国農業試験場（中国農試）
• 研究分担: 畑地利用・畑土壌研
• 研究期間: 新Ｈ１０～Ｈ１４
• 年度: 1998
• 摘要: 環境負荷低減のため、野菜作・畑作に対する化学肥料の低投入と適正な有機物施用による生産技術確立の必要性が増大している。また野菜作・畑作の持続的安定生産のための土壌管理としては、塩類集積対策が必要である。塩類集積土壌では土壌微生物相の悪化が生じることや、その改善のためには土壌有機物管理の適正化が重要であり、土壌微生物相を指標とした新しい土壌診断技術確立の可能性がある。そこで、近年導入され始めた分子生物学的方法を用いて、土壌細菌群集構造の変動に及ぼす肥料や有機物施用の影響を解明する。また、土壌細菌群集構造の健全化技術を開発するための知見を得る。
• カテゴリ: 肥料 環境負荷低減 土壌診断 連作障害