| 課題名 | 低温下におけるイネの糖質代謝制御機構の解明(205) |
|---|---|
| 課題番号 | 1998002250 |
| 研究機関名 |
北海道農業試験場(北海道農試) |
| 研究分担 |
地域基盤・冷害生理研 |
| 研究期間 | 完H06~H09 |
| 年度 | 1998 |
| 摘要 | イネβ-グルコシダーゼは、植物ホルモン配糖体を分解して活性なホルモンを遊離したり、シアノ配糖体から青酸を発生させ生体防御機構に関与したり、その生理機能は多岐にわたる。発芽期のイネで、β-グルコシダーゼ活性が数倍に上昇するが、この活性増大は1日間の低温処理で、その後の活性上昇が完全に阻害された。生理機能を解明するために、本酵素を精製して性質を調べた結果、分子量が約56、000の塩基性のタンパク質で、そのN末端アミノ酸一次構造は、オオムギやシロツメクサ由来のβ-グルコシダーゼと高い類似性が認められた。また、本酵素が塩溶液で抽出されるため、細胞壁に局在することが示され、一方細胞壁オリゴ糖基質に対して加水分解活性の他に糖転移活性を示すことから、細胞壁の分解ばかりでなく合成にも関与することを明らかにした。 |
| カテゴリ | 大麦 寒地 |