課題名 | 微生物・濾材を利用した水質浄化機能強化技術の開発(251) |
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課題番号 | 1998002309 |
研究機関名 |
北海道農業試験場(北海道農試) |
研究分担 |
生産環境・土壌研(上席) |
研究期間 | 継H08~H12 |
年度 | 1998 |
摘要 | 無機・有機質資材に人工汚水を流下し、脱窒活性を比較した結果、火山放出物の活性が高く、脱窒菌数も多かった。ゼオライトに植栽した植物の刈り取り残根の脱窒活性は乾物当たりではエンツァイやヨシが高く、栽培ポット当たりではヨシが高く、また、濾材自体の脱窒活性は残根に比べて低かった。6個の水槽を連結しゼオライトを充填したバイオジオフィルター水路に場内河川水(硝酸態窒素0.8ppm程度]をかけ流した。水路での植物生育はクレソンが大きく、硝酸態窒素の低下もみられたが、リードカナリーやエンツァイは生育量が少なく、浄化もみられなかった。脱窒活性は第1槽に顕著に認められ、また、脱窒菌も同様に推移した。脱窒活性及び水温から推定された脱窒量は7月下旬から12月中旬の間に0.8~3.3g/■程度と推定された。 |
カテゴリ | 土づくり 肥料 寒地 クレソン |