課題名 | 落葉果樹における結実生理の支配要因の解明(123) |
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課題番号 | 1998001345 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
栽培・形質発現研 |
研究期間 | 延H05~H11 |
年度 | 1998 |
摘要 | 植物ホルモンであるサイトカイニンは、細胞の分裂、分化に深く関わっていると考えられている。タバコ等の実験植物では、アグロバクテリウム由来のサイトカイニン生合成遺伝子であるイソペンテニルトランスフェラーゼを導入することにより、頂芽優勢が打破され、多数の枝分かれを生じる形態を示すことが報告されている。落葉果樹において、結果枝数を確保し、生産性の安定化を図る目的で、イソペンテニルトランスフェラーゼ遺伝子をキウイフルーツに導入した。その結果、頂芽優勢が打破され、多数の枝を生じる形質転換体が得られた。このことから、イソペンテニルトランスフェラーゼ遺伝子の果樹への導入は、形質転換体の枝数を増加させることが明らかになった。 |
カテゴリ | キウイフルーツ たばこ |